キボリノコンノ

Kiborino Konno

数多くの作品がネットやTVで話題となり、東京銀座での個展をはじめ、各地で展示会やワークショップを開催しています。今年は既にそごう千葉店でも個展を開催し、多くのお客さまに感動をお届けしました。現在静岡県在住のキボリノコンノさんは1988年生まれ。｢あっと驚くもの｣をテーマに身近な食べ物や生活雑貨を木彫りで再現しています｡数多くの作品がテレビやSNSなどで話題となり､2023年4月からプロの木彫りアーティストとして本格的に活動を開始しました。きっかけはコロナ禍の2021年12月､公務員として働いていたときに自宅で趣味で作った木彫り作品｢溶けかけの氷｣がSNSでバズり､数々のTVやネットニュースで話題となったこと。その後も｢ヨックモック シガールと袋｣や｢注がれるコーヒー｣など新作を発表するたびに話題となってきました。作品のモチーフが食べ物ばかりなのは､本人が食べるのが大好きだからとのことです。食や料理へのこだわりも相当強く､そのこだわりや食への愛情が作品に込められています。彼はコーヒーを淹れているときに､ふと｢コーヒー豆って木の素材感に似てるな｣と思い､自分の手で再現してみたくなり､茶色い木片と小学生のころに使っていた彫刻刀でコーヒー豆を作ったのが始まりだったとのこと｡木彫りのコーヒー豆を家族や友人に見せると､｢これが木なの?!｣と驚かれた反応が嬉しくて､｢あっと驚くものを作る｣というテーマで木彫り作品を作り始めました。