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H9 そごう千葉店 古代手焼き 田子作煎餅 地下1階食品館 昭和42年そごう千葉店開業時から続く名店

戦後「田子作煎餅」創業者の長島百里氏は家業であった味噌蔵の原料となる塩を求め、千葉市の寒川製塩組合に加入し製塩を始めました。その後塩の輸入増加で味噌用の供給が順調となり製塩は廃業。近隣で入手可能な良質米・天然醤油と広大な塩田を活かすため、煎餅の製造を計画しました。家業の副業であった菓子種製造の経験を活かし、古くから東京下町で煎餅店を営む従兄を迎え煎餅の製造を学びます。そして塩田跡を煎餅干し場とし、菓子店に煎餅の卸売りをはじめます。そして昭和30年、製造所の一角に店舗を構え品名を「田子作」としました。昭和42年、千葉初となる大型百貨店「そごう千葉店」の開業に合わせ、田子作せんべい千葉そごう店を開店。昭和48年には千葉国体が開催され当時の天皇皇后両陛下行幸啓の際の御料菓として使用されました。その後稲毛店、道場店、銀座店を続々開店し現在に至ります。「田子作煎餅」はそごう千葉店創業以来、本物の手焼きの味を守り続けています。【2021.5月記】

主力の薄焼きは2枚入り。材料は米と醤油だけ。極めてシンプルな姿で何も添加物が入っていません。薄くて軽く硬いものが苦手な方も十分楽しめます。ほかにも「ざらめ」「唐辛子」「青のり」「金ごま」「あらびき」「千年松(堅焼き)」など種類も豊富です。中でも特徴的な「ざらめ」は、一般的なざらめ煎餅の苦手な方にも一度試していただきたい逸品。表面に大量に付いた大粒のざらめのカリっとした食感が煎餅の歯ごたえを良くしているのに意外にも甘さは強くないため多くのお客さまから人気の商品です。

「田子作煎餅」のラインアップの一部です。田子作煎餅では厳選した千葉県産コシヒカリを使用し、一枚一枚丹念に自家製の生地を作り上げています。コシヒカリは濃い味と強い旨み、ずっしりとした粘りが特徴です。粘りは生地のキメを細かくし、コシが出て焼いたときにパリッとした歯ごたえを生み出します。また、濃い味と旨みは焼くことで風味として煎餅に残り、食べると口の中へ広がります。焼き上がった煎餅に千葉特産の天然醤油で作られた特製のタレを塗って仕上げます。天然醤油とは、本醸造製法で発酵促進材・保存料・添加物を一切使っていないもの。 田子作煎餅は「米本来の味がする生地」と「醤油本来の味がする天然醤油」から作られています。煎餅を焼く熱源は炭火。炭火は火加減が複雑でゆっくり返していてはすぐ焦げてしまい、早すぎると火は通りません。そのため一枚一枚手で焼く必要があり、炭火で焼いた煎餅は2つとして同じ焼き模様はありません。この微妙に変化する炭火を駆使するには長い経験と勘が必要で手間もかかるため、今は炭で焼く煎餅は少なくなってきました。

米と醤油のストレートなお煎餅「田子作煎餅」はご自宅用の袋入りだけでなく、地元ですっかり定着した千葉を代表するお土産として多くのお客さまから高い支持をいただいています。どなたにも喜ばれる千葉土産として最適ですね。

お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ず
9 そごう千葉店 古代手焼き 田子作煎餅と記入してください

そごう千葉店の各売場に見られる
文化へのこだわり、話題のイベント、地元との絆など
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