「小さなミュージアム」カルニーではドイツの代表的な木工芸品である「くるみ割り人形」および「煙出し（香炉）人形」などの現地直接買付輸入品が販売されています。ドイツ職人が手造りする伝統的インテリア人形は、クリスマスはもちろん普段の暮らしにも彩りを添えてくれます。クリスマスシーズンのイメージが強いドイツ木工芸品ですが、定番のくるみ割り人形以外にも多くの作品がドイツ各地の熟練職人によって造られています。今回はそんな多彩なドイツ木工芸品の中から、人形、暮らしのシーン､動物、木々の自然など珍しい作品がたくさん集まりました。この作品群を買付･輸入したのは、米国駐在中にドイツ系住民の方々との触れ合いの中でドイツ木工芸品の魅力に取り付かれた元国際金融マンの中村一行氏。今回、約60社のドイツ エルツ山地地方の木工芸品メーカーや工房を紹介する書籍「ドイツ木工芸 美と技を探る」を上梓された日本でのドイツ木工芸品の権威です。【24年7月記】