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K138 催事イベント カルニー クリスマス展 そごう横浜店6階 =イベントスペース海側 12月17日(火)~23日(月) ドイツ・エルツ山地の木工芸品

カルニー クリスマス展を展開する鶴川にある「小さなミュージアム」カルニーではドイツ・エルツ地方の代表的な木工芸品である「くるみ割り人形」および「煙出し(香炉)人形」などの現地直接買付輸入品が販売されています。ドイツ職人が手造りする伝統的インテリア人形は、クリスマスはもちろん普段でも暮らしに彩りを添えてくれます。有名なチャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」はクリスマスにちなんだ作品であることから毎年クリスマス・シーズンには世界中で盛んに上演され「白鳥の湖」「眠れる森の美女」と共に「3大バレエ」とも呼ばれていますが、この原作は、ドイツの作家ホフマンによるドイツ・ニュルンベルグを舞台とした童話「くるみ割り人形とねずみの王さま」で、実際のドイツの伝統的な工芸品のくるみ割り人形こそ、このお話の原点です。【24年12月記】

エルツ地方の女性作家の手彫りの人形のサンタクロースはモダンな形に温かみある質感と彩色が独自の美しさを感じさせてくれます。

代表的なくるみ割り人形各種。本家ならではの時代を超えた美意識を感じます。カルニーの中村さんはドイツ・エルツ地方の伝統的な木工芸品のエキスパートで、著書も書かれています。

ドイツのクリスマスに欠かせないもう一つのアイテムはこのろうそく立てです。高緯度地方であるため冬場は仕事帰りが真っ暗になるドイツでは、クリスマスのシーズンには、この半円形のろうそく立てにいくつものろうそくを立てて窓辺に飾ることで、家族の帰り道を明るく照らしたと言います。今ではろうそくはLED照明に変わったりしていますが、今も昔も家族の帰りを迎える光の優しさは変わりません。

こちらもエルツ地方のもう一つの代表商品煙出し人形などの木工人形です。喫煙者が減っている現在は、多様なお仕事の人形が増えており、コックさんやパン屋さんやお医者さんなど、色々なお仕事スタイルを表現したものが増えています。ギフトにも最適ですね。

キリスト生誕人形とクリスマスツリー用オーナメントデコレーション。現在の安価なデコレーションと違い、ドイツのクリスマス装飾品はクリスマスマーケットなどで毎年少しずつ買い足すものです。生誕人形も、ベツレヘムの星、馬小屋、マリア、ヨゼフ、キリスト、東方の三博士、羊飼い、ヤシの木、キャラバン商人、天使たちなど多くの登場人物がそれぞれ木工人形になっています。ツリーのオーナメントも木工芸品で毎年買い足して増やしていき、毎年出して大切に使います。コスパやタイパ(時間対効果)ばかり考える使い捨て生活とはまったく違う心豊かな暮らしを感じます。

お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ず
K138 催事イベント カルニー クリスマス展と記入してください

そごう横浜店の各売場に見られる
文化へのこだわり、話題のイベント、地元との絆など
想像を超えたご提案を紹介。